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お疲れ様です、早川です。
WEB集客・マーケティングに携わると「プロダクトローンチ」という販売手法を聞くこともあると思いますが、この手法は集客を加速させ売上を増やしたい、もっと新規顧客を増やしたい場合に最も効果的な販売手法になります。
実際に僕はこのプロダクトローンチを使って、講座の販売初日で300万円ほど売り上げました。(トータルのローンチ期間は2週間ほどです)
「プロダクトローンチ」で検索すると、「プリプリローンチとは」「ジェフウォーカーが」みたいな、
あなたの成果に1mmも繋がらないどこかで聞いただけの知識を書いてる記事ばっかりだったので、実践に基づいた具体的なやり方とテンプレートを解説していきます。
テンプレート化できる部分は全てテンプレート化していますので、ぜひ盗んで実践に活かしていってください。
プロダクトローンチとは
プロダクトローンチは直訳すると「プロダクト(商品)をローンチする(表に出す)」という意味ですが、マーケティング界隈だと
のことを指します。
メールを使ってテキストだけで行っていく場合もプロダクトローンチにはなりますが、今の時代はプロダクトローンチ=動画×メールor LINEで行っていくという認識が多いですね。
横に長いセールスレターという考え方
元々は縦にびろ〜んと長い商品販売ページ(セールスレター)だけで商品を売っていくのが主流だった時代に、そのセールスレターの内容を5つに分け、メールで小出しにしていく事で、
・見込み客の期待感を最大限高められる
・販売初日から大きな売上を得られる
ようになった為、アメリカで爆発的に広がり、そこから日本にも入ってきた背景があります。
■元祖プロダクトローンチの書籍「ザ・ローンチ」
なので、このプロダクトローンチの考え方としては、
というイメージですね。
プロダクトローンチ=詐欺?情報商材全盛期に使われた手法
・・で、そんなアメリカから日本に入ってきたプロダクトローンチという手法ですが、詐欺まがいの情報商材ビジネスが全盛期だったときに最も使われていた手法です。
「これをコンセントに差すだけで○億円」
「富を分配します」
「スマホをクリックするだけで1時間で100万円」
みたいな商材が、このプロダクトローンチによってバンバン表に出され、当たり前に1億〜10億売れてました(苦笑)
案件によっては数十億も珍しくなかったですね。
なので、人によっては「プロダクトローンチ=悪どい情報商材の詐欺手法」みたいなマイナスイメージを持ってますが、結論プロダクトローンチ自体は詐欺ではありません。
ただ、プロダクトローンチを使う人に詐欺的な人が多かっただけで、真っ当な商品を売っていくのであれば、価値を多くの人に広められる最高のマーケティング手法です。
今は時代と共にお客さんの目も肥え、消費者庁へのクレームも多発した為、このような悪どい情報商材は減りましたが、プロダクトローンチを使えばそれだけ商品が売れてしまうという事です。
プロダクトローンチは古い手法なのか?
このプロダクトローンチは先ほどの情報商材全盛期のイメージもあるからこそ、「もう古くて使えない手法」とか言ってる人もいますが、全くそんな事はありません。
今でも普通にバンバン売れるし、使えます。
つい先日も同業のビジネス仲間が、この手法でコンサルコミュニティを売って1億ちょい売り上げてましたし。
この販売手法は、今では「プロダクトローンチ」ではなく「プロモーション」と呼ばれたりする事もあるので、見え方や呼び方は変わりつつも、その効果や爆発力は一切色あせてないという事です。
売れるプロダクトローンチの流れ
では、そういった概要を踏まえた上で、ここから具体的なやり方を解説していきますが、売れるプロダクトローンチの流れは下記の7ステップです。
2、決済リンクを作成する
3、見込み客リストを集める
4、スケジュールを固める
5、メールやLINEで動画を公開して期待感を高める
6、販売開始
7、クロージングと販売終了
このステップを順に踏んでいく事で、プロダクトローンチをより効率よく進めていくことが可能になります。
実際のローンチ期間は基本的に1週間〜2週間ほどですが、準備に時間がかかります。
上記のステップのうち、
2、決済リンクを作成する
3、見込み客リストを集める
4、スケジュールを固める
は準備で、実際のローンチ期間は、
6、販売開始
7、クロージングと販売終了
になるわけですね。
そして、プロダクトローンチをあなたが実践するために、下記の7つのものが必要となります。
プロダクトローンチに必要な7つのもの
1、見込み客リスト
まずはあなたの商品を買う見込みがあるお客のリストです。
具体的にはメルマガ読者やLINEの友達ですね。
この見込み客リストが多ければ多いほど、それだけあなたのローンチに目を通す人が増えるわけですから、売上も多くなります。
このリスト数と売上は比例しますので、一発で数百万〜数千万円ほど売り上げたいなら、最低でも500〜1000リスト以上はほしいところです。
2、売っていく商品
売っていく商品がなければ収益化できないので、売っていく商品が必要です。
売れやすいジャンルはある程度固まっているので、極力、下記の4大分野に当てはまる商品を売っていきましょう。
お金系:
ビジネス、ネットビジネス投資、トレード、財テク、営業、FP、仕事術、〇〇起業...etc.
コミュニケーション系:
恋愛、ナンパ、婚活、子育て、夫婦間、復縁、会話術、英語、語学...etc.
健康系:
身体の悩み、ダイエット、睡眠、筋トレ...etc.
スピリチュアル系:
占い、タロット、占星術、引き寄せ...etc.
売れないジャンルの商品は、やはりそれだけ売れにくいからです。
3、販売ページ
あとは商品の販売ページ(セールスレター)です。
そのページを読んだ人が、あなたの商品・サービスを欲しくなるページですね。
プロダクトローンチはまず商品やセールスレターというゴールを固めて、そこから逆算してメールなり動画なりを組み立てていきます。
ただ、この販売ページを作らずに、ZOOMや通話を使って個別面談や説明会へ誘導する形でもOKです。
その場合はZOOMや通話で直接話して売っていくので、販売ページを作る手間が省けます。
4、決済リンク
商品やサービスの決済ができないとあなたにお金が入らないので、決済サービスの契約と決済リンクの発行が必要です。
決済リンクがないと商品を販売しても、お金を受け取れないので必ず事前に準備しておきましょう。(具体的な方法は後述してます)
5、動画
プロダクトローンチでは主に動画を使って教育し、見込み客の期待感を高めていきます。
なので、3〜5本の動画が必要です。
6、メルマガシステムor LINEシステム
メルマガシステム、もしくはLINEシステムも必須です。
あなたの見込み客にメルマガもしくはLINEでアプローチするためには、必ず必要になります。
7、スケジュール帳
最後にスケジュール帳です。
プロダクトローンチは比較的やることが多く、リアルタイムでの配信も増えるため、
○月○日:動画2公開
○月○日:動画3公開
○月○日:募集開始
といったスケジュールを予め作っておく事をおすすめします。
GoogleスプレッドシートでOKです。
プロダクトローンチのやり方
ではプロダクトローンチのやり方実践編という事で、詳しく解説していきます。
先ほど解説した
2、決済リンクを作成する
3、見込み客リストを集める
4、スケジュールを固める
5、メールやLINEで動画を公開して期待感を高める
6、販売開始
7、クロージングと販売終了
という一連の流れにおける、具体的なやり方やポイントをここから解説していきますね。
売っていく商品の作り方
どんな商品・講座・サービスを売っていくのか?でプロダクトローンチの売上は大きく変わります。
中でも特に重要なのが、「コンセプト」と「キャッチコピー」です。
売れている商品や集客できている人は、総じて「この商品は誰に何を伝えてどうなれるモノなのか?」というコンセプトが明確で、
そのコンセプトを文章に落とし込んだキャッチコピー(あなたの講座やサービスを表す文章や名前)も魅力的なものになっています。
なので、必ず1番最初にこのコンセプトとキャッチコピーを固めていってください。
売上に最も直結する部分になります。
下記の9大要素を取り入れると、より反応の得られるキャッチコピーを作れます。
・新しさ
・意外性
・早さ
・簡単さ
・確実さ
・持続性
・大きな成果
・神秘性
・限定性
そして、もう1つコンセプト・キャッチコピー作りの上で重要になるのが、
「より少ない労力と少ない時間で、大きな成果を得られるような見せ方をしていく」
という部分です。
人は何かの成果を得ようとした時、
・極力、努力せず
・極力、時間をかけず
・大きな成果を得たい
という性質を持つ生き物です。
簡単にいうと、横になってポテチをばりばり食べながらテレビを見て、コーラをグビグビ飲みながら、1ヶ月後には勝手に体重がウンと落ちていてほしいのです(笑)
なので、「より少ない労力と少ない時間で、大きな成果を得られるような見せ方をしていく」のがポイントです(もちろん胡散臭くならないように、誇大表現はNG)
そのコンセプト・キャッチコピーという大枠だけ組んで、提供するコンテンツやサービス内容を固めてしまえば、あとは売れてから商品内容を作っていってOKです。
僕もプロダクトローンチで初日300万円売り上げた時は、「コンテンツは順次配布します」という形にして、売れた後に作ってました。
こうする事でスピーディにプロダクトローンチを実践しながらも、「1つも売れなかった時に商品作りに割いた労力が無駄になってしまうリスク」も減らせます。
商品販売ページ(セールスレター)の作り方
セールスレターはcolorful(カラフル)というLP作成ツールを使って作成するのがおすすめです。
素人でも簡単に綺麗なページを作れます。
また、セールスレターはあなたが0から構成を考える必要はありません。
おすすめなのは売れるセールスコピーのテンプレート「PASONAの法則」に従って書いていく事です。
■新・PASONAの法則
Problem(問題)
Affinity(親近感)
Solution(解決策)
Offer(提案)
Narrowing Down(絞込み)
Action(行動)
具体的にはこのようなイメージですね。
↓
P:まず冒頭で問題を提起する
“いくら運動をしても体重が落ちずにお悩みではありませんか?”
A:相手の苦悩や辛さを具体的に描写して親近感を与えて共感を獲得する
“実は、私もついこの間まで全く同じ悩みを抱えていました・・
月水金の週3日間、仕事終わりでクタクタなのにも関わらず、
とにかく「痩せたい」の一心で辛い体に鞭打ってジムに通っていました。
しかし、そんな生活を3ヶ月以上続けても私の体重は一向に・・・”
S:共感を獲得した後に明確な解決策を提示する
“実は、痩せるために重要なのは「運動」ではなく「食生活」だったのです。
なぜなら、私たちの身体は日々の食事によって作られていて・・・”
O:その解決策を遂行する魅力的な提案(オファー)を投げかける
空腹を「我慢」する事なく食べながら体重を落としていくダイエットプログラムを用意しました。
“30人限定での募集になります。”
A:最後に具体的な行動を促す
“この価格で購入できるのはこの3日間の特別期間中のみです。
下記のフォームをクリックして今すぐお申し込みください。”
PASONAの法則の詳細については下記の記事で解説しています。
→【事例付き】新PASONAの法則(神田昌典)を例文も交えてサクッと解説|売れる文章の型とポイント。
ただし、このようなセールスレターを書くのには時間も手間もかかります。
なので、その時間や手間を省略したい場合はZOOMで売ってもOKです。
ページで売るよりZOOMや面談などで、話しながら売る方が売れます。
その場合は画面共有で提案書(相手に商品内容を伝える資料)を見せながら話していくと成約率も上がります。
提案書の作り方
セールスレターではなく、提案書を使って話しながら売っていく場合は、PowerPoint(パワポ)やKeynote(キーノート)、CANVA(キャンバ)でスライド資料を作成していきます。
下記のテンプレートに沿って作ると綺麗な構成で作れます。
②プラン
③それぞれのカリキュラム
④証拠
⑤価格
⑥特典
⑦決済に関して
⑧費用対効果の高さを証明
⑨保証
⑩当日限定 特典
⑪一括決済 特典
⑫最終確認(参加しますか?)
それをZOOMやSkype(スカイプ)で通話を繋ぎ、画面共有で見せながら話していく・・というイメージです。
ZOOMやSkype(スカイプ)は、あなたのパソコン画面を相手に共有しながら通話できるので、オススメです。
申し込みフォームの作り方
ZOOMやスカイプで売っていく場合は、「個別オンライン説明会申し込みフォーム」といった、専用の申し込みフォームを用意します。
後で解説するメルマガシステム・LINEシステム共に、「フォーム作成機能」がデフォルトで付いてるので、それらのシステムでフォームを作るのが簡単でおすすめです。
コツは申し込みフォームの入力欄を少なくする事です。単純に入力欄が多いとめんどくさくて、申し込み率が下がるからです。
項目は、
・メールアドレス
・日時
の3つでOKです。
事前にもう少し詳しい情報が欲しい場合は、その次に詳しい情報を取るためのフォームを用意して、2回入力してもらいましょう。
とにかく、1回目の申し込みフォームの入力欄は、極力少なくシンプルに・・がポイントです。
決済リンクの作り方
決済サービスの契約と決済リンクの発行は必ず余裕を持ってやっておきましょう。
決済サービスによっては審査などもあり、準備するのに時間がかかるケースが多いからです。
無料で使えるのはPayPal(ペイパル)とStripe(ストライプ)です。
ただし、上記のペイパル、ストライプ共に「資金が凍結されて入金されなくなるリスク」があるので、極力、有料の決済サービスを導入しておきたいです。
僕がメインで使っているのは「テレコムクレジット」と「インフォカート」です。
その他、インフォトップ、アクアゲイツ、アナザーレーンなどがあり、
インフォカートとインフォトップは分割決済でも、売上が全て初回決済時に手元に入り、残りは決済サービス側で回収してくれるのが魅力ですね。(その分、審査や価格上限も厳しめ)
※補足
本来、分割決済であればその分割決済分しか入金されないが、インフォカートとインフォトップは分割決済だったとしても、30万円なら30万円まるまる入金されるという事です。
ペイパル、ストライプ以外であれば、テレコムクレジットとインフォカートが最もおすすめになります。
見込み客リストの集め方
インターネットで見込み客リストを集める方法は大きく分けると、
・無料で集める
・有料で集める
の2通りです。
無料で集める場合
→お金はかからないが時間と労力がかかる
【主なメディア】
・独自ブログ(WordPress)
・アメブロ
・YouTube
・Twitter
・Facebook
・Instagram
有料で集める場合
→時間と労力はかからないがお金がかかる
【主なメディア】
・Facebook広告
・YouTube広告
・リスティング広告
ここにかかる時間と手間、そしてリスト数が売上に直結することを踏まえると、月10万ほど広告に使えるなら有料のweb広告がおすすめですね。
何よりリストの集まるスピードが尋常じゃありません。
僕は月400リストくらい自動で取れています。(広告ほぼ放置)
プロダクトローンチであれば、そこから数百万円〜数千万円の売り上げが見込めるわけですから、ここにお金をかけてもすぐに回収できるのでオススメです。
そこまでお金をかけられない…場合は、無料集客でコツコツ集めていきましょう。0から始める場合はまず1リスト取れるだけで大きな進歩ですし、そこから30、50、100・・と増やしていきたいですね。
→コーチ・コンサルタント向けWEB集客の方法と1番売れる戦略&コツを暴露。
LP(ランディングページ)の作り方
メルマガ登録やLINE登録を促すLP(ランディングページ)が必要です。
こちらも先ほどのcolorful(カラフル)で僕は作ってます。
ここでのポイントは
「登録することで得られるメリット・ベネフィットを明確か?」
という点です。
いくら無料だからと言って、メリットがなければ誰もあなたのメルマガやLINEに登録してくれません。
なので、
・セミナー
・オンライン教材
・講座
などといった「無料プレゼント」を用意して、それを登録者限定で配布するのがおすすめです。
メルマガ登録を促す場合はこのような登録フォームが必要になりますが、
カラフルを使えばこのようなフォームはワンクリックで作成できます。
ページ自体はそこまで長く作る必要はなく、
・ヘッド
・登録フォーム
というシンプルなLPでも十分に登録されますね(この簡易的なLPでも登録率30%以上とれてます)。
また、下記のようなブックカバーを作って、「無料プレゼントを可視化する」事で、「これがもらえる感がより伝わる」ので効果的です。
スケジュールの組み方
プロダクトローンチ中はメール送ったり、動画送ったり・・とやることが多くなりがちです。
なので、
○月○日:動画2公開
○月○日:動画3公開
○月○日:募集開始
みたいな感じでスケジュールを作っておきましょう。
このようなGoogleスプレッドシートでOKです。
その日に何をするのか?を記載しておくわけですね。
また、動画やメールの内容をあらかじめ固めておく、収録しておくとプロダクトローンチは相当ラクになっていきます。
基本、多くの人はリアルタイムで、動画を送る日はその日に動画を撮って出して・・とやるんですが、これは相当スケジュール的にも肉体的にもきついので、予め内容は固めておきましょう。
メルマガ・LINEの送り方
メールやLINEを送るためには、メルマガシステム・LINEシステムを契約して使っていく必要があります。
無料で使えるシステムもありますが、セキュリティが微弱で機能的にも弱いので、ここは必ず有料のシステムを契約していってください。
メルマガシステムは脳死でMyAsp(マイスピー)一択です。
使いやすく、webビジネスで活用する上で「かゆいところに手が届く機能が満載」なので、マイスピーを使っておけば間違いありません。
LINEに関してはまず公式ラインのアカウントを下記から作成し、
そこからさらにLINEシステムを契約して導入していきます。
僕が使っているのは「かんたんラインステップ」ですが、「Lステップ」も業界最大手で機能は充実しています。
上記のシステムを契約することで、LINEアカウントがBAN(凍結)されるリスクが低くなり、自動でラインを送ったりするなどの、様々な機能を使うことができます。
動画公開前にジャブメールを打つ
プロダクトローンチは動画を公開してからがスタート・・ではなく、実はその前にやっておきたい施策があります。
それが、
「動画を公開する前からメールやLINEで見込み客の期待感を高めておく」
という事です。
特に既存の見込み客リストにローンチしていく場合は、急に動画を送っても反応率が低くなる傾向にあります。
なので、ジャブを打っておくわけですね。
具体的には、
・上手くいっている近況報告
・あなたの実績、クライアントさんの実績を紹介
・新しい企画の予告を匂わせる
などです。
あとはこのタイミングでアンケートに回答してもらうのもマストでやっておきましょう。
・どれくらいの人が回答してくれたか?
・どんな人が回答してくれたか?
・どんな悩みを持っているのか?
・どんなコンテンツやサービスに魅力を感じるのか?
を見て、「そこに合わせた適切なアプローチ」ができるようになり、反応率アップが見込めます。
加えて、後の動画やメールなどで、
「こういう回答結果が多かったからこんな内容にしました」
というような感じで、
「あなたのアンケート結果(回答)を元にこうしました」
と伝えることで、見込み客を巻き込んでいくことができます。
簡単にいうと、見込み客の参加意識を高められるわけです。
あなたからの一方通行ではなく、「見込み客(読者)とあなたとで一緒に作った感」が出るので、成約率が上がるわけですね。
プロダクトローンチにおいて、アンケートはメリット大きいので必ずやっておきたいところです。
動画シナリオの流れの作り方
動画は基本的に3〜5本くらい作ります。
顔出し実写動画は信頼性もアップして売れやすくなりますが、パワポなどのスライド資料と音声のみでも全然売れるのでOKです。
ただ最近の傾向として長い動画はあまり見られない傾向もあるので、動画の尺(長さ)は30分以内で納めるのがベストになります。
下記のように1つの商品・講座のセールスの流れを、動画で小分けにしていく形ですね。
動画①商品・講座の概要
・その講座をやる理由
・語る資格(信頼に足る要因)
→実績、経歴、実績者、お客様の声...etc.
・概要、コンセプト、何をする企画?
動画②商品・講座の詳細
・ゴールまでのステップ
・講座の内容
ex.コンテンツ、サポート体制
動画③特典・コース
・特典を追加
・コース(プラン)を紹介
動画④良くある質問・募集要項
・質問への回答
・価格について
・募集開始日
・サポート期間など
動画⑤ラストメッセージ
・これまでのまとめ
・語る資格の再確認
→実績、実績者、経歴、お客様の声
・思いや熱意
動画を見た人が「欲しくなる」「参加したくなる」ような内容を意識していくのがポイントです。
だからこそ、しっかりと教育(価値観の共有)も入れ込んでいく必要がありますね。
動画の収録とアップのやり方
動画を作成していく場合は主に、
・顔出しした動画を作成していく
・顔出しせずに動画を作成していく
という2パターンが主になります。
顔出しで実写動画を撮影する場合は、スマホやビデオカメラで撮影し、パソコンに取り込んで編集。
顔出しをせずにスライド動画を作成する場合は、「PowerPoint」「keynote」「CANVA」などでスライドを作成し、パソコンで画面と音声を収録という流れになります。
Mac・Windows共にフィモーラ9を使えば収録と編集が可能になりますので、動画の収録・編集ソフトがない場合はこちらを活用していってください。
ちなみにMacの場合は
「QuickTimeprayer」でパソコン画面を収録→「iMovie」で編集
すれば標準装備のソフトのみで動画作成が可能です。(僕はこの方法です)
■QuickTimeprayer(クイックタイムプレイヤー)
顔出ししながらスライドを使って喋っていく場合は、ZOOMを使ってカメラで顔を写しながら、画面共有してスライドを表示させると簡単に撮影できますので、ぜひ参考にしていってください。
■ZOOM
作成した動画はYouTubeかVimeoにアップロードして、リンクを取得(もしくはページに動画を埋め込み)することで閲覧できるようになります。
YouTubeは限定公開などの設定をしても、広告が表示されるので、おすすめはVIMEOですね。
ローンチ中のメール・LINEのやり方
ローンチ中は基本、見込み客リストに対してメールやラインを毎日送っていきます。見込み客に対してガンガンアプローチしていくためです。
そして、教育は基本的に動画で行い、送っていくメールやLINEもその動画を見てもらうために送っていきますが、
「メール・LINEにだけ目を通して動画を見ない人」
も多くいるため、動画を見なくてもある程度、動画の内容が分かるようにテキストで補足していくイメージです。
頻度は動画を2〜3日に1つずつ公開していき、メールやLINEは毎日送っていきます。
例:
・6月10日:メール1【第1話公開】
・6月11日:メール2
・6月12日:メール3【第2話公開】
・6月13日:メール4
・6月14日:メール5【第3話公開】
・6月15日:メール6
・6月16日:メール7【第4話公開】
・6月17日:メール8
・6月18日:メール9【第5話公開】
・6月19日:メール10
・6月20日:メール11【オファー開始】
意識すべきなのは「リアルタイムで盛り上がってる感」ですね。
なので、
・読者からの感想やメッセージ
・こんなに多くの反応がある
といった事を積極的に伝えていくと反応率が上がります。
販売開始のやり方
販売・募集開始日は予め動画やメール・LINEなどで念入りに伝えて、その日を待ち遠しくなるほどワクワクさせておきましょう。
ここでやる事は多くありません。
・ページで売る場合は作っておいた販売ページ(セールスレター)のリンクを送信する
・ZOOMや通話で売る場合は申し込みフォームのリンクを送信する
だけでOKです。
プロダクトローンチの性質上、ここまでの段階である程度勝負は決まっています。
上手くいけば販売開始した瞬間から決済通知がガンガン届きます。
僕は21時に募集開始した瞬間、1分後には90万ほど売れました。嬉しさと驚きが入り混じった変な感情になったのを覚えています(笑)
クロージング(購入の後押し)の方法
あとはクロージング(購入の後押し)をやっていきます。
「欲しいけどまだ決済していない人」を動かすためのメールやLINEです。
ここでは、
・続々と参加者が殺到してる感を出す
・頂いたメッセージなどを紹介する
・もう2度とない(今しかない)事を伝える
・限定性を持たせる(限定特典の削除、値上げ、販売終了)
・得られる未来と現状維持の恐怖を比較して伝える
・買わない理由を全て書き出し、全て理屈で潰す
・あえてデメリット、買わない方がいい人を伝える
などが効果的です。
プロダクトローンチで最も売上があがるタイミングは、
・販売開始の直後
・販売停止の直前
という2つのタイミングです。
基本的には下記のように中だるみになるので、初日と最終日がポイントですね。
1度走らせたローンチはしっかりと終了を伝えて、風呂敷をたたみましょう。
「プロモーションにお付き合い頂いてありがとうございました。」というお礼で、しっかりと終わらせていきます。
プロダクトローンチで必要なツールをまとめ。
さて、ここまで具体的なやり方を解説する中で、色んなソフトやツールが出てきたので、まとめておきます。
ページ作成ツール
スライド・資料作成ツール
決済システム
メルマガ配信スタンド
ライン配信システム
動画収録・編集ソフト&アップロード
プロダクトローンチ成功の秘訣は事例を知ること
ここまで長々と解説してきましたが、プロダクトローンチ成功の秘訣は、
「どれだけ上手くいった事例を持っているか?知っているか?」
が大きく関わってきます。
上手くいった事例を多く知っていればいるほど、それだけあなたのローンチの完成度も上がり、上手くいきやすくなるからです。
なので、日々色んな人の案件や講座に登録しまくって、人のローンチに目を通しまくってください。
そして、それを参考材料にあなたのローンチも組み立てていくのです。
結局、0から組み立てるよりも、参考材料を集めてそれをもとに組み立てた方が楽だし売上も増えます。
セールスレターもそうだしLPもそう。広告だってそうですね。
上手くいった事例さえ知っておけば、それを参考にするだけで大幅なショートカットになります。
なので、そういったあなたのビジネスに役立つであろうコンテンツは、全てスワイプ(保存)しておく習慣をつけるのが本当にオススメです。
ノウハウ云々より結果に繋がる重要なマインドセットです。
売れたプロダクトローンチはステップメール化して再利用する
ここまでの流れをもとに、ローンチが上手くいった場合は、そのローンチの流れや動画、メールやLINEの原稿をそのままステップメールやステップLINEにすることもできます。
※ステップメール・ステップLINE
登録後○日後の○日にこのメール・LINEを送るという設定をすることで、自動で見込み客に対してメールやLINEを送れるシステム
そうなれば、毎月自動的に売り上げられる集客の仕組みを構築でき、単発ではなく継続的な売上が見込めます。
リアルタイムか、システムで自動で送るか?の違いだけなので、売れたローンチは再利用してあげるとより売上の最大化に繋がりますし、資産になっていきますね。
今、見込み客リストがない場合はどうする?
この記事を見てくれている方の中には、見込み客リストを持ってない方もいると思います。
見込み客リストをある程度持っている場合は、その既存のリストに対してローンチを仕掛けていけばOKですが、
今見込み客リストを持っていない場合は、まず集客の仕組みを作って、
1、毎月コツコツ見込み客リストを集めながら売上も増やしていく
2、見込み客リストが集まった段階でプロダクトローンチを仕掛ける
のがおすすめです。
毎月の売上を確保しつつ、リストの数が集まった段階でローンチを仕掛けられるため、効率がいいからです。
毎月売れる集客の仕組みを構築して、そこにプロダクトローンチの爆発力も掛け合わせていけば、
・毎月の継続的な売上
・単発の爆発的な売上
を両立できますからね。
集客の仕組みって何?どういう事?という場合はこちらで解説しています。
→【DRM】web集客の仕組み化(自動化)全体像と利益最大化のヒケツ。
終わりに:結局、キャッチコピーが9割
(キャッチコピー=あなたの講座・サービスを表す文章や言葉)
さて、ここまで「プロダクトローンチのやり方」について解説してきましたが、結局のところこういった「やり方」や「ノウハウ」などよりも、
「売っていく商品のコンセプト・キャッチコピー」
で
「売れるか売れないかの大半」
が決まります。
あなたの商品・サービスそのもののキャッチコピーが悪ければ、どれだけプロダクトローンチを仕掛けても売れないからです。
売れないキャッチコピーを掲げた講座やサービスであれば、いくら大量の見込み客リストを集めて、そこにローンチを仕掛けたとしても、売れません。
結局、どんな方法を用いても「売っていく商品そのもの」が悪ければ売れないんです。
「おいしいお菓子の食べ方講座」とかローンチしかけても売れないのは想像できるはずです(笑)
なので、結局キャッチコピーが1番大事です。ここが9割です。
僕たちがweb集客・マーケティングを通して、
・どれだけ集客できるか?
・どれだけ売上を増やせるか?
は、
「どれだけ売れる魅力的なキャッチコピーを作れるか?」
がひとつ大きなキモになるという事です。
僕の公式メルマガの方では、
「たった1度書くだけでWEBから365日安定して集客し続けるキャッチコピーの魔術」
と称して、コーチ・コンサルタントの方向けに数々のweb集客ノウハウや戦略を公開してます。
僕の実体験ベースでのノウハウや戦略を公開中です。
ですので、
「高単価でも売れるキャッチコピーの作り方をマスターしたい」
「集客の仕組みを作って毎月の売上を安定させたい」
「WEB集客を通してもっと売上をアップさせたい」
ような場合はぜひチェックしてみてください。
→早川の公式メールマガジンのご案内(無料オンライン教材プレゼント中!)
では、最後まで読んで頂きありがとうございました。
それでは!
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