お疲れ様です、早川です。
最近、こちらのブログやメルマガの更新が少ないですが、
実は独自企画の方では結構頻繁にメルマガを更新していて、
そちらの方では新しいコンテンツをどんどん提供している形になります。
その独自企画っていうのは下記の企画の事ですね。
参考:情報発信型ブログアフィリエイトの懸念点を全て「払拭」し、メリットだけを勝ち取っていく戦略と案内。
上記の企画はサラリーマン、大学生、主婦の方などなど、
現在進行形で色んな人達が参加してくれているんですが、
多くの人がコンテンツを提供するたびに、
「めちゃくちゃ勉強になりました!」
とか、
「実践したらこんな結果が出ました!」
とか、
そういった声を頻繁にアウトプットしてくれて、
結構良い感じで盛り上がっています。
そして、そういった声や意見をメールで取り上げ、
「参加者の人達“全員”でさらに理解を深めていく」
っていうのもやってるんですが、そうすると、
皆さん良い感じでグングン成長していってるんですよね。
いやもうホントに、企画の参加前とは見違えるくらいです(汗)
ここ最近で言うと、
「キーワードには抽象度っていうものがあって、
具体的なキーワードを攻めればより簡単に上位表示できるよ!」
って話を上記の企画参加者の人達にしたんですが、
それを実践してすぐに検索順位1位を取った人が何人もいますし、
「今まで集客が苦手だったけどこの意識を持つ事で苦手意識がなくなった!」
っていうような声をくれた人もたくさんいました。
そうやって今までうだつの上がらなかった人が、
メキメキ成長してスキルアップしていくのを間近で見てると、
やっぱり僕も「嬉しい」し「楽しい」んですよね。
よって、ここ最近はもっぱら
上記の企画のコンテンツ作成に注力している感じです。
(ちなみに企画はまだまだ参加を募る予定ですので、
参加したい方は上記のリンクからどうぞ!)
で、そうやってコンテンツを作成している合間に、
「気分転換に映画でも見ようかな〜。」
と思って、今日久しぶりに魔女の宅急便を見ました。
「なんで今さら魔女の宅急便?(笑)」
ってなるかもしれませんが、
最後に見てから10年以上は経つし、
内容もあんまり覚えてなかったので、
久しぶりに見ようかな〜、と思った次第です。
ですから、久しぶりに見ててさっき見終わったんですが、
「主人公のキキはめちゃくちゃ良いビジネスしてるな〜!」
っていうのが魔女宅を見た僕の率直な感想だったんですね。
ハッキリ言って、この映画1本見るだけで、
「お客さんに感謝されながら稼ぐ理想的なビジネス」
のエッセンスを学べると思います。
ですので、今回の記事ではそれを独自の視点で解説していきますので、
ぜひ、最後まで目を通してみてください。
魔女宅を見たことがない人でも理解出来るように書いてますので、
そういった場合でも得られるものは多いかと思います。
では、解説していきますね。
魔女の宅急便に学ぶ理想的なビジネスの作り方。
まず、魔女の宅急便のストーリーとしては、
魔女の家系に生まれた主人公のキキは魔女のしきたりに従い、
13歳の満月の夜に家を出て独り立ちします。
そして、故郷から離れた海の見える大きな町で宅急便を営み、
そこで1人前になって独立して成長していく、という流れでしたね。
で、まず注目していきたいのが、
キキは新しい町を探す時や新しい町に着いた時に、
やたらと「他の魔女の存在」を気にするところです。
最初の町を見た時は「あの町に魔女はいるかしら?」とか言ってましたし、
町に降りた時も時計台のおじさんに
「この町に魔女はいますか?」と聞きますよね。
そして、その町には魔女がいない事が分かって、
「聞いた?私この町にするわ!」
という風にその町に住む事を決めるわけです。
キキは、新しい町に1人で降り立ち、
そこで魔女として成長しなければなりません。
先ほども触れた通り、それが魔女のしきたりだからです。
でも、新しい町で1人で生活していくとなれば、
当然お金も必要だし住む家も必要になってきますよね。
だから、キキは自分が住む町を決める前から、
「魔女という肩書きを最大限活用し、起業して稼ごう」
と考えてたんですね。
現に、キキがこの町に住むと決めたその時から、
「注文を受ける電話線を引かなくちゃ。」
と言っている事から、最初から独立する気まんまんだという事が伺えます。
だから、キキはライバルが多い町ではなく、最初から、
「自分のライバル(他の魔女)がいない市場(町)」
にターゲットを絞っていたわけです。
こういう所を見ると、キキは本当に賢い子だと思います。
ライバルが多い町よりもライバルが少ない町の方が、
「魔女」という自分の特権を活かしていく事が出来ますし、
すでに他の魔女が幅を利かせている町に降りたとしても、
キキは「二番煎じ」になっていた可能性が高いですからね。
要は、なんとなく住む町を決めてたんじゃなくて、
「最終的な目標(1人前の魔女として独立する事)」
を見据えた上で、それを達成しやすい町を選んだわけです。
これ、ビジネスも同じですよね。
ライバルがいる場所よりもライバル不在の場所で勝負した方が、
確実に自分自身への需要は高まります。
であれば、「自分自身の最終的な目標」を踏まえた上で、
それを達成しやすい場所を選んだ方が確実に「やりやすい」わけです。
それを幼いながらに理解できていたキキは、
やっぱり「賢い」ですよね。
そして、キキはその町で「空を飛べる」という自分の特技を活かして、
「宅急便」という形で町へ貢献していく事になるんですが、
町に降りたばかりのキキは宅急便で独立しようとは思っていませんでした。
むしろ、どうやって稼いでいこうか模索中だったんですね。
でも、そんな時にたまたまお客さんが忘れ物をしたまま帰っていき、
困っているパン屋のオソノさんに遭遇します。
そこで、
「良かったら私が届けてきます!」
とほうきで空を飛んで忘れ物を届けたのがキッカケで、
物を届ける宅急便というビジネスをやっていく事にもなるし、
パン屋のオソノさんにも可愛がられる事になるんですね。
実際、その時の出会いがキッカケで、
キキはオソノさんに住む家とご飯を提供してもらう事ができます。
このオソノさんとの出会いは、
キキがこの町で成長していく上では「必要不可欠」なものでしたよね。
住む家も提供してもらえてご飯も提供してもらえるし、
キキが宅急便になったのもこの出会いがキッカケだし、
宅急便としての最初の仕事もオソノさんがお客さんを紹介してくれたからだし、
って感じで、このオソノさんとの出会いは、
それだけキキの今後を変える良い出会いだったわけです。
ただ、その時のキキからしてみれば、
「目の前の困っている人を助けてあげただけ」
で、
「この人を助けて住む家とご飯を提供してもらおう」
なんて腹黒い事は考えていなかったはずです。
だからこそ、その人柄が評価されて、
オソノさんに気に入ってもらう事が出来たんですね。
実際、この時にキキが、
「この人を助けて住む家とご飯を提供してもらおう」
なんて考えていたら、オソノさんに気に入られる事も、
住む家もご飯も提供される事も無かったと思います。
人って結構そういう部分に敏感ですし、
僕も何か“裏”があって親切に接してくる人とかは分かるからです。
「お兄さんってめちゃくちゃスタイル良いですね☆」
とか言ってやたら喋りかけてくる服屋の店員とか、
普段は優しくないのにやたら気を使ってくる人とかと喋ると、
「なんかこの人必死だな」って感じる事ありますよね。
あれと同じです。
ですから、キキのこの
「見返りを求めずに目の前の人を助けてあげる“ギブアンドギブ”の精神」
っていうのも多くの人に見習ってほしい部分ではあります。
報酬を得る事ばっかり考えてしまって目の前の人を
助けられないアフィリエイターとかに限って稼げてないですし、
お金を貰っていない段階から親身になって
アドバイスする人の方が稼いでたりしますからね。
実際、僕も企画参加者の方から、
「同じような内容のメールを色んな人に送ったんですけど、
その中で早川さんが1番親身になって相談に乗ってくれたので、
この人の企画に参加しよう!って決めました。」
っていうありがたい声を頂いた事もありますし、
僕がお客さんの立場でも、
「お金を払う前から親切な人は他の人より信用できる」
って考えますから、このキキの、
「見返りを求めずに目の前の人を助けてあげるギブアンドギブの精神」
持ってビジネスを実践していけば、
必然的にお客さんは付いてくると思います。
で、話を戻しますが、キキはそうやってオソノさんに良くしてもらって、
尚且つお客さんも紹介してもらいながら順調に宅急便を営んでいきます。
荷物の受け取り先のおばあちゃんが、
孫の喜ぶ顔見たさに自慢のパイを作っていたにも関わらず、
オーブンが壊れてパイが焼けずに困っていた時も、
キキは汗水流してかまどでパイを焼いて助けたりしてましたね。
そのおかげで、キキはお礼として普通よりも多いお金を貰います。
これもキキのギブアンドギブの精神のおかげです。
ただ、キキは途中でなぜかほうきで空を飛べなくなってしまい、
相棒のジジの声も全く聞こえなくなってしまうんですね。
原因は定かではありませんが、
なぜか急にキキの魔法の力が弱まってしまったのです。
そして、「自分には飛ぶしか能がない」と思い込んでいたキキは、
「飛べなくなった私には何の価値も残っていない…。」
と落ち込んでしまい、やむをえず宅急便業を休業。
パン屋さんの店番などに専念するはめになります。
しかし、その時にウルスラという画家のお姉さんと再会し、
家に泊まりに行って色々とアドバイスをもらうんですね。
(ちなみにこのウルスラとキキは同じ声優で、
作中にウルスラという名前は一切出てきません。)
その時のやりとりがこんな感じです。
ウルスラ「魔法も絵も似てるんだね。私もよく書けなくなるよ。」
キキ「ほんと、そういう時どうするの?私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか分からなくなっちゃった」
ウルスラ「そういうときはジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」
キキ「でも、やっぱり飛べなかったら?」
ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり。何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」
このやりとりを経て、キキは少し勇気を貰い、
以前よりもポジティブに生きていこうとします。
でもまあ、キキは自分では「飛ぶしか能がない」と思い込んでいましたが、
オソノさんやパイのおばあちゃんは、
キキのそれ以外の面を評価していたと思うんですよね。
現にキキはパイのおばあちゃんに、
「キキという人に親切をしてもらったから、お礼がしたいの」
という言葉と共にケーキを貰っていました。
そこで、キキはやっと、
「飛べない自分にも少しは価値を見出せた」
んじゃないかと思います。
そして、その直後にこの映画最大のハプニングである、
「突風で飛行船を繋いでいた紐が切れてしまい、
友達のトンボがそれに巻き込まれる絶体絶命の危機」
に直面し、キキは急いで現場に駆けつけます。
現場に着いたキキは、
掃除屋さんのおっちゃんが持っていたブラシを拝借し、
友達を助けたい一心でウルスラのアドバイス通りがむしゃらに頑張り、
なんとか不安定ながらも空を飛ぶ事ができ、
友達であるトンボを助ける事ができました。
おそらく、先ほどのおばあちゃんの一言で
「飛べない自分にも価値を見出せた」
事も、ここで飛ぶ事ができた大きな原因の1つでしょう。
そのキキがトンボを救った様子はテレビにも放映されていて、
尚且つ町中の人達が釘付けになっていた事件ですから、
それを解決したキキは一躍町の人気者になります。
キキはこの町に来たばかりの時、
この町の都会っぽい女の子の格好に憧れていましたが、
事件後はそんな都会の女の子が逆にキキのコスプレをするぐらいです。
そこから「魔女の宅急便」というブランドも確立され、
何の広告費もかけずとも依頼が来るようになり、
町の人達と良い関係を築きながら当初の目標である、
「1人前の魔女として独立する事」
を達成する事ができるわけですね。
ナイキも会社の売り上げが業界No.1のアディダスより劣っている頃、
自社のサッカースパイクに注目を集める為に当時有名だった選手と提携して、
「キックオフの時にわざと靴紐を結び直してカメラの注目を集める」
という戦略をとった事があります。
結果、その戦略は大成功でその試合をキッカケに
ナイキは爆発的な人気を誇る一大ブランドに成長しました。
今回のキキも、町全体の注目を浴びていた事件を解決する事によって、
町の人達からの圧倒的な支持と多くのお客さんを、
広告費を一切掛けずに手にいれる事が出来ました。
まあ、キキはそれを狙ってやったわけではありませんが、
キキの「困っている人を助ける」という精神が、
結果的に町を巻き込む最高のマーケティングに繋がったわけです。
で、この映画を見ると分かるように、
主人公のキキはただ荷物を配達するのではなく、
1人1人のお客さんと密なコミュニケーションを取り、
そこから関係性を築いていきます。
そうする事で、良い噂も広まって客も増えるし、
キキの人柄を気に入った人がリピーターになって、
「LTV(顧客1人あたりの生涯単価)」も高くなるしで、
「キキは本当に上手なビジネスをやってるな〜。」
と思いますね(笑)
でも、そんなキキは基本的に誰かに頼る事はなく、
最初から全て自分で頑張ろうとするんですよね。
キキの周りにはオソノさんやウルスラ、パイのおばあちゃんなど、
非常に頼れる良い人達が大勢いるわけですが、
作中ではキキがそれらの人達に甘える事はありません。
やはり、自分で独立して稼いでいこうと思ったら、
いつまでも誰かに「おんぶにだっこ」じゃ稼げないという事です。
独立っていうのは読んで字のごとく「独りで立つ事」ですから、
独立したいのなら「誰かに稼がせてもらう」という考えではなく、
キキのように「自分で稼ぐ」という意思を持つべきなんですね。
もちろん、誰かを頼る事も大事ですが、
あくまで頑張るのは「自分」だという事。
キキはそれを最初から分かっていたから、
0からビジネスを展開して軌道に乗せる事ができたんだと思います。
これを「0」から実現させていて、
尚且つその過程を見ていく事ができるわけですから、
魔女の宅急便はビジネス目線で見ていくと色々と学べる部分は多いですね。
ですので、「魔女宅」を見た事ない人は、
暇があったら見てみると良いですよ。
また、既に何回か見た事ある場合も、
今回の内容を踏まえて改めて見てみるのも面白いかもしれません。
普通に見るのとこれを踏まえて見るのとでは、
得られる情報量が相当変わってきますし、
この映画に対する印象も変わってくると思いますので、
結構オススメです。
ではでは、今回はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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